amazonスポンサープロダクトは運用代行依頼をするべきなのか

みなさん、amazon物販で特に自社商品や中国輸入OEMをやられてる方は、スポンサープロダクトを使ってると思いますが、運用ってどうされてますか?

 

 

1.自分でやっている

2.専任の担当者がやっている

3.外注してる

4.ほぼ放置...

 

私の周りの個人事業主の方だと自分でやってる人がほとんどですが、

ある程度売上規模のあるところだと外注使ってるという人もちらほら。

一度設定したら基本放置の人から毎週レポートを見てこまめにチューニングする人まで

様々ですが、そもそもスポンサープロダクトの運用って何をするものなのでしょうか?

私がやっている内容を書いていきます。

  1. 購入に結びついたキーワードの確認
  2. 購入に結びつかなかったキーワードの確認
  3. 広告グループのACoSの確認
  4. キーワード入札額の調整
  5. 広告レポートの確認
  6. 除外キーワードの設定

 

1.購入に結びついたキーワードの確認

ここが一番大事といえば大事なところかと個人的には思います。

スポンサープロダクトはリスティング広告と似てて、キーワード単位での広告出稿ができますので、どのキーワードがどのくらい売れたかを確認できます。

 

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 一番右の「注文」で広告出したキーワードから何個売れたかが分かります。

 

 2.購入に結びつかなかったキーワードの確認

 反対に購入に結びつかないキーワードも運用を進めていくとでてきます。

いくら広告費をかけても、何十回何百回とクリックされても購入されないようなキーワードは、広告出すのをやめます。

 3.広告グループのACoSの確認

 ACoSは費用対効果のことですね。

ACoS = 広告費 ÷ 広告経由売上

という式になります。

これが低ければ低いほどスポンサープロダクトの費用対効果が良いということになります。最近はクリック単価が高騰しているので、10%を切ったらかなり優秀な部類に入ります。ACoS何%以内なら利益がとれるかをしっかり考えながら運用していくことが大事です。

4.キーワード入札額の調整

 キーワード入札額(キーワード単価)の変更ですが、これも結構大事です。

売れるキーワードの入札単価を上げて露出を増やせば、更にそのキーワードで売れる可能性が高まります。

反対に売れてないキーワードは無駄な広告費がかかっているので、入札単価をさげて様子をみます。

5.広告レポートの確認

 セラーセントラルの管理画面よりも更に細かいレポートをcsvダウンロードで見ることができます。これの活用方法ですが、一番は購入者の検索クエリの確認ができることです。

 

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 "キーワード"と書かれているところは、こちらで出稿したキーワードです。

赤枠の「カスタマーの検索キーワード」は出稿したキーワードに対して実際にamazonユーザーが検索したキーワードです。

例えばなんとなく部分一致で「バッグ」というキーワードを出稿していたとします。

「バッグ」で売れてることは分かってたけど、「カスタマーの検索キーワード」を見ると、「バッグ 軽い」で良く売れていることが分かったとします。

すると、次のアクションとして、「バッグ 軽い」でピンポイントで完全一致でキーワード設定をすればさらに売上を伸ばせる可能性が高まります。

6.除外キーワードの設定

先ほどのレポートでユーザーが検索したキーワードで何が売れているか分かったということは、反対にユーザーが検索したけど売れてないキーワードも分かるということです。「バッグ 軽い」で良く売れてたけど「バッグ 黒」では一個も売れてない。そもそもこの商品の色は白だ。

こんなことは結構よくあります。部分一致で広告をかけていると、購入に結びつかないキーワードでも表示がされます。

そんなときに便利なのが、除外キーワードの設定です。

除外キーワードとは、その名の通り、設定したキーワードでの広告表示をさせない設定です。

先ほどの例で「バッグ 黒」で売れないと分かったら、このキーワードを除外設定します。そうすれば「バッグ 黒」でユーザーがamazonで検索したときに、あなたの商品は表示されません。

この除外キーワード設定をしておけば、無駄なクリックを抑えられて、費用対効果の高いアカウント設計ができるようになります。

 

で、結局スポンサープロダクトは運用代行すべきなのかどうか

 結論から言うと、上記のチューニングがめんどくさそうだな、疲れそうだな、できそうに無いな..と感じた人は、代行に頼んでみるのも一つの手だと思います。

勿論ここまで丁寧に広告運用しなくてもそれなりに上手くいくこともあります。

ただ、広告は常に変化していきます。つい2年前と今ではクリック単価一つとってもキーワードによっては10倍に高騰したりしてます。

スポンサープロダクトのほかにも、ヘッドライン検索広告だったり、クーポン広告といった新しいタイプの広告も増えています。amazonで有利に販売していくには、ここらへんの最新の情報も常にキャッチアップして行動していくことが必要になります。

まあとはいえ、めんどくさいし地味な作業には変わりないので、やりたくないという人は、私が代わりに代行やります。(これが言いたかった)

興味ある方はご一報いただければ対応いたします。

連絡先:supernova.kt3@gmail.com

amazon物販は単純ですが、結構やることあります。全部外注できるといえばできますが、広告運用はそのなかでも結構専門的な分野なので、できるひと、得意なひとにまかせるのがいいと私個人は思います。

それではまた。