Amazon商品ターゲティング (プロダクトターゲティング)その効果は??
スポンサープロダクトのマニュアルターゲティングで新たに開始された「商品ターゲティング」(プロダクトターゲティングとも言われてます。)
みなさんはもう試されましたか?
今回新たに追加された商品ターゲティングは、自分で指定したカテゴリやASINに紐づけて広告が出せる仕組みです。
実際にはどこにどのように表示されるのでしょうか。
1.検索結果画面
従来のキーワードターゲティングと同じ検索結果のスポンサープロダクト枠ですね。
露出の仕方としては、指定したASINが検索結果に表示されたときに、検索結果のスポンサープロダクト枠に表示がされます。ただ、キーワードターゲティングやオートターゲティングと同じ枠なので、広告スコアによって表示の有無がきまります。
2.商品カタログ
もうひとつの露出先は商品カタログです。こちらはオートターゲティングで表示される箇所ですが、マニュアルターゲティングの商品ターゲティングを使えば、指定したASINの商品カタログへピンポイントでの露出ができます。ASINごとに入札単価を設定できるので、入札単価を高めに設定しておけばライバルの商品カタログに常に露出できる可能性が高くなります。
設定の仕方
設定は簡単です。
まずは広告キャンペーンをマニュアルターゲティングで新規作成します。すると上記の画面がでてきますので、商品ターゲティングを選択します。
続いて今回の肝となる「商品ターゲティング」です。こちらは"カテゴリー"と"個々の商品"から選ぶことが出来ます。
カテゴリー
、"カテゴリー"の方は「大カテ」、「小カテ」それぞれで選択できます。例えばあなたが扱っている商品が「モバイルバッテリー」だとすれば、
"家電&カメラ > アクセサリ・サプライ > 携帯電話アクセサリ > バッテリー > モバイルバッテリー" の小カテをターゲティングすることができます。
個々の商品
このようにターゲティングしたい商品のASINを検索して登録していきます。
絞り込み
ターゲティングには絞り込み機能がついていて、「ブランド」「価格帯」「レビューの星の数」でターゲットを細かく絞り込むことが出来ます。購入者の属性が近いブランドに絞ったり、自分の商材に近い価格帯に設定したりということが出来ます。
ブランド除外、商品除外
商品ターゲティングのところで「カテゴリ」でターゲティングするとそのカテゴリの商品全体がターゲット範囲になります。特定のブランドや商品はターゲットから除外したい場合はこちらの除外設定を行いましょう。
これで一旦は設定が完了します。
設定した後
さて設定後は管理画面ではどのように表示されるのでしょうか。
それがこちら。
一番上はミスりました笑
このように"カテゴリー"と"ASIN"の単位で広告結果がわかります。入札単価もここから設定ができます。個人的にはカテゴリで設定したものでも、売れた商品のASINが個別でわかるとうれしいなと思います。現在の仕様だとカテゴリはカテゴリでいくら売れたかしかわかりません。
で、効果は?
まだ始めたばかりなので何とも言えません笑
クリック率は従来のオートターゲティングに近い数字が出ています。
基本的には従来の広告枠に表示されるものですので、あくまで従来のターゲティング広告の補助的な役割という位置づけで見ています。
ただ商品ピンポイントで広告を出せるというのは魅力的なので、例えば合わせ買いで良く買われるASINをターゲティングしてみたり、使い方によっては効果を発揮する可能性を秘めています。
みなさんもぜひ試してみてください。